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【気象庁共同プロジェクト】気象データのビジネス活用

出荷データを用いた需要予測

ココがポイント!

出荷数でも気温との相関関係を分析したところ、相関が認められ、その結果を用いて需要予測モデルを構築することができます
需要予測モデルは、4つの季節に分けることで精度が高まります

分析概要

一部の品目において、物流倉庫からの出荷数を用いた需要予測モデルを構築しました。

用いたデータ

販売数 スポーツ飲料 期間:2007年3月~2017年10月
気象 平均気温

※いずれも週別データを用いています。

図表

熱中症対策の水分補給として選ばれる品目の、気温と物流倉庫からの出荷数の関係

元データのダウンロードはこちらから

※1年を下表の4つの時期に分けて、それぞれの期間で需要予測モデルを構築すれば予測精度が高まり、より適正な在庫管理への発展が期待できます。

  昇温期 降温期
需要期 6、7月:指数関数近似 8、9月:指数関数近似
安定期 2~5月:線形関数近似 10~1月:線形関数近似
  現状把握 分析 実証実験
結果 販売数は気象要素の中で特に気温と強い相関関係 平均気温22℃前後でコーヒー需要に変曲点 気象との関係分析からわかる地域性 品目別の温度との相関関係 コーヒーの商品特性と気温の関係性 出荷データを用いた需要予測