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WEATHER
【気象庁共同プロジェクト】気象データのビジネス活用

品目別の温度との相関関係

ココがポイント!

品目によっては、気温の上昇とともに販売数が上昇するがある一定のところから販売数が加速度的に伸びる場合があります。
高い温度帯で販売数の伸びが顕著となる品目(例えばスポーツ飲料)は、全温度帯で一次関数(直線)で近似せず、指数関数など別の方法で近似することで需要予測モデルの精度がアップしました。

分析概要

販売数と気温の関係を描いた散布図を参考に需要予測モデル式を構築しましたが、プロットの傾向が単調なものでない品目については、需要をより正確に予測できるモデルの構築を検討し、その評価を行いました。

用いたデータ

販売数 スポーツ飲料等、炭酸飲料 期間:2014年4月~2017年3月
気象 平均気温

※いずれも週別データを用いています。

図表

スポーツ飲料等の、気温と販売数の関係

元データのダウンロードはこちらから

  一次関数で近似した場合の決定係数 指数関数で近似した場合の決定係数
スポーツ飲料等 0.7898 0.8939
炭酸飲料 0.8912 0.9256
ミネラルウォーター類 0.8817 0.9012
果汁飲料等(コールド) 0.8550 0.8816
  現状把握 分析 実証実験
結果 販売数は気象要素の中で特に気温と強い相関関係 平均気温22℃前後でコーヒー需要に変曲点 気象との関係分析からわかる地域性 品目別の温度との相関関係 コーヒーの商品特性と気温の関係性 出荷データを用いた需要予測