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WEATHER
【気象庁共同プロジェクト】気象データのビジネス活用

平均気温22℃前後でコーヒー需要に変曲点

ココがポイント!

ホットもコールドも、下表のように22℃を目安として需要の変曲点を迎えます。
  22℃未満 22℃以上
ホット 気温下降とともに販売数増加(1℃あたり約4本) 販売数は少ない
コールド 気温上昇とともに販売数増加(1℃あたり約4本) 販売数は頭打ち
同じ温度でも、昇温期(2~7月)と降温期(8~1月)では販売数が異なります。

分析概要

ホットコーヒー、コールドコーヒーの販売数と平均気温の関係を散布図で描き、プロットの特徴(傾向が変わる温度目安)を読み取りました。

用いたデータ

販売数 コーヒー飲料等(ホット)、コーヒー飲料等(コールド) 期間:2015年7月~2016年9月
気象 平均気温

※いずれも7日間移動平均値を用いています。

図表

コーヒー飲料等(ホット)の、気温と販売数の関係
コーヒー飲料等(コールド)の、気温と販売数の関係

元データのダウンロードはこちらから

全国主要都市で平均気温が22℃に到達する時期
昇温期(2~7月) 降温期(8~1月)
平年日 2017年実績 平年日 2017年実績
札幌 7月26日 6月30日 8月21日 8月3日
仙台 7月16日 5月21日 9月9日 8月3日
東京 6月23日 5月20日 9月20日 8月16日
大阪 6月2日 5月8日 9月30日 9月16日
福岡 6月7日 5月4日 9月30日 9月29日
  現状把握 分析 実証実験
結果 販売数は気象要素の中で特に気温と強い相関関係 平均気温22℃前後でコーヒー需要に変曲点 気象との関係分析からわかる地域性 品目別の温度との相関関係 コーヒーの商品特性と気温の関係性 出荷データを用いた需要予測