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FAQ
清涼飲料水のQ&A

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ペットボトル症候群にならないためには、どのようにしたらよいですか?

水分補給の際は、糖分が含まれない水やお茶をたくさん飲むことです。
缶コーヒーや炭酸飲料、スポーツ飲料には糖質量が多く含まれるものがあります。清涼飲料水に含まれるブドウ糖は体内への吸収が早く、血糖値が急上昇しやすいため、飲みすぎには注意しましょう。

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Q「ペットボトル症候群」ってなんですか?

医学的には「清涼飲料水ケトーシス」と呼ばれるペットボトル症候群。これは糖尿病の自覚のない人が、症状のひとつ「喉の渇き」を癒すため、砂糖が入ったペットボトル飲料を多飲していたことで名づけられた造語です。
ペットボトルに入った飲料全てが問題なわけではありません。ミネラルウォーターやお茶飲料、炭酸飲料など無糖のものは害がないので、パッケージに記載された栄養成分表示を参考にしてください。
なお、「清涼飲料水ケトーシス」は少なくても1カ月以上、10%程度糖分を含む清涼飲料水を毎日1.5ℓ以上飲み、急激に血糖値が上がるケトーシス(糖尿病の中でも血液中のケトン体が増えている重たい症状)になることです。
症状としては著しい喉の渇きや体重減少、倦怠感が表れ、ひどくなると意識がもうろうとし昏睡状態に陥ることもあります。
詳しくは「健康のためかしこく飲みましょう」をご確認ください。

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Q清涼飲料水を飲むと砂糖を取りすぎて、肥満や糖尿病の引き金になるのではないですか?

清涼飲料水は、ミネラルウォーターやお茶系飲料のような無糖のものから、炭酸飲料や果実飲料のような糖を含むものまで多種多様です。
最近では、甘さは感じるもののカロリーゼロの甘味料を使用したものもあり、嗜好品として消費者が好みに応じて商品を選択しています。
清涼飲料水の全てが糖尿病や肥満に直結するとは考えられません。しかしながら、糖を含む飲料を毎日多量に摂取し続ければ、健康に影響が出ることもあります。

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Q「糖質」と「糖類」には、どのような違いがあるのですか?

「糖質」とはエネルギー源となる主要な栄養素で、炭水化物から食物繊維を除いたものの総称です。一方、「糖類」とは糖質を構成する要素のひとつです。
食品表示基準の栄養成分にかかわる表示において「糖類」は、糖の最小単位であるぶどう糖や果糖などの「単糖類」と、それらが2つ結合したショ糖(一般的には砂糖のこと)や麦芽糖など「二糖類の総称だと定義されています。
糖質と食物繊維の合計が炭水化物の量になります。そのため、炭水化物の量を糖質の参考値として活用することも可能です。

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