FAQ
清涼飲料水のQ&A
─ あなたの疑問、解決します! ─
表示に関する詳細は下記となります。
●「カロリーゼロ」と表示できる商品は、100ml当たりのエネルギー5kcal未満となります。
●「低カロリー」「カロリー控えめ」は、100ml当たりのエネルギー20kcal未満が絶対表示です。
●「カロリーオフ」「カロリー〇%カット」などは他の商品との相対表示であり、対象商品に比べて100ml当たりのエネルギー20kcal以上が低減され、かつ相対差(低減された割合)25%以上でなければなりません。
一方、「甘さ控えめ」などに関する表示は、個人差があることなどから特に法律で定められた基準はありません。
このページを見ている人は、他にもこのような質問をしています。
清涼飲料水のパッケージに書かれている「カロリーオフ」「カロリーカット」に、実は明確な基準がありません。
例えば、「低カロリー」「カロリー控えめ」なら100ml当たりのエネルギー20kcal未満が絶対表示となります。しかし、対して「カロリーオフ」「カロリー〇%カット」「カロリーハーフ」の文言は、単に他の商品と比べたときの相対表示となります。
そのため「低カロリー」「カロリー控えめ」は基準が明確ですが、「カロリーオフ」「カロリーカット」はどちらのカロリーが低いか一概にいえません。商品記載の栄養成分表示にあるエネルギー(カロリー)値を、参考にしてください。
甘さは感じるのにゼロカロリーや低カロリーを謳った商品の中には、食品添加物として認可された甘味料を使用されています。このような甘味料は「高甘味度甘味料」と呼ばれ、砂糖の200倍以上の甘味を持つものがあります。
これらを組み合わせることで、ノンカロリーで甘くておいしい清涼飲料水をつくることが可能になりました。
「糖質」とはエネルギー源となる主要な栄養素で、炭水化物から食物繊維を除いたものの総称です。一方、「糖類」とは糖質を構成する要素のひとつです。
食品表示基準の栄養成分にかかわる表示において「糖類」は、糖の最小単位であるぶどう糖や果糖などの「単糖類」と、それらが2つ結合したショ糖(一般的には砂糖のこと)や麦芽糖など「二糖類の総称だと定義されています。
糖質と食物繊維の合計が炭水化物の量になります。そのため、炭水化物の量を糖質の参考値として活用することも可能です。