FAQ
清涼飲料水のQ&A
─ あなたの疑問、解決します! ─
清涼飲料自販機は、飲料水の提供に必要なツールとして生活に溶け込んでいますが、その中には購入代金の一部が環境保全や、さまざまな支援活動に当てられる募金タイプのものが存在しています。
森林保護や難病サポート、スポーツ支援、赤十字支援、盲導犬育成、野生動物の支援、そして子ども虐待防止啓発や乳がん早期発見の啓発運動に寄与するなど、さまざまな募金自販機があります。
このページを見ている人は、他にもこのような質問をしています。
東日本大震災の際、津波で流出した清涼飲料自販機はありましたが、地震で転倒したものはほぼありませんでした。
自販機業界4団体(※)は、地震による清涼飲料自販機の転倒防止・安全への取り組みとして、2010年に自販機据付規準を制定しました。
自販機の耐震技術に関する研究も積極的に行い、地震に知見のある研究者や行政関係者からも意見をいただきながら、加振テストなどの証データに基づいた設置方法を定め、JIS基準同等以上の安全性の確保に取り組んでいます。
また、さらなる設置規準の理解と設置技術の向上を目指すために、2010年より「自販機据付講習会」と「検定試験」を毎年行っています(2020年はコロナのため中止)。
※全清飲、一般社団法人日本自動販売システム機械工業会、一般社団法人日本自動販売協会、日本自動販売機保安整備協会。
清涼飲料自販機には地震などの災害時になると、停電時でも無料で商品を提供できるフリーベンド機能を搭載した機種の導入が進んでいます。「緊急時の水がめ」として活用できるものや、リアルタイムで災害情報を伝える電光掲示板を装備したものが存在しています。
「住所表示ステッカー」貼りつけの背景は次の通り。
ケータイ電話などの普及に伴い、緊急事態を発見しても通報者が今いる住所がわからず伝えられない、といった事例が増えていました。そこで全国消防長会から自販機業界に、「自販機の住所表示」の依頼がきたことがきっかけです。
そこから社会インフラとして貢献できる方法を検討し、2005年より屋外に設置された飲料自販機に、住所表示ステッカーを貼る活動を行うようになりました。