TOP  清涼飲料水のQ&A  「ラムネ」に入っているのはビー玉ですか? なぜ入っているのですか?

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清涼飲料水のQ&A

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「ラムネ」に入っているのはビー玉ですか? なぜ入っているのですか?

はい、ビー玉です。ですが業界では「ラムネ玉」と呼んでおり、ラムネ玉(ビー玉)が栓の役割をするためです。
中身に含まれた炭酸ガスの圧力で、口ゴムとラムネ玉が圧着され栓になっています。
ちなみにビー玉の「ビー」とは、ポルトガル語の「ビードロ(ガラス)」の略という説と、ガラス玉の球状の規格「A玉」「B玉」から区別した…という2つの説があります。

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Q「ラムネ」と「サイダー」の違いはなんですか?

ともに炭酸飲料で、いわば「兄弟のような関係」です。
ビー玉(ラムネ玉)で栓をしているものが「ラムネ」で、王冠やスクリューキャップを使用しているものが「サイダー」となります。栓の違いで呼び名が変わります。

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Q「ラムネ」の名前の由来を教えてください。

日本での製造元祖は1865年(慶応元年)、長崎の藤瀬半兵衛がレモネードを「レモン水」と名づけ、売り出したことから始まったと伝えられています。
しかし「レモン水」という名は広まらず、その後 “レモネード”が訛った「ラムネ」の呼び名が定着・一般化しました。

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Q「ラムネ」の歴史を教えてください。最初はどのようなビンに入っていましたか?

日本に初めて炭酸飲料が伝えられたのは、米国から浦賀にペリー提督率いる艦隊が来航したとき(1853年・嘉永6年)だといわれています。
そのとき、飲料水の一部として艦に「炭酸レモネード」が積んであり、幕府の役人にこれを飲ませたのが炭酸飲料の第1号。
当時は、コルクで栓をしたきゅうりビン(「清涼飲料の歴史」1809年参考)に入っており、栓を開けた際に「ポン」と大きな音がし、シューと泡が出ました。役人は驚いて「さては新式銃か!」と思わず腰の刀に手をかけたんだとか(真偽不明)。このため当時は「ポン水」や、「鉄砲水」などと呼ばれていました。
これが「ラムネ」の原型で、ラムネという名称も「レモネード」という言葉が訛ったものだといわれています。
詳しくはこちら→「清涼飲料の歴史」

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