一般社団法人全国清涼飲料連合会
会長 松尾 嘉朗
いつの時代も社会を明るく楽しくすることが、清涼飲料水の重要な役割です。近年のコロナ禍により、その存在意義はより大きなものになったと感じております。
その一方で、サスティナビリティの観点から、カーボンニュートラルや資源循環など地球環境に負荷をかけない事業の在り方が、いま社会から強く求められています。
清涼飲料水製造企業各社は、環境と資源循環に配慮した事業活動に、それぞれが最善を尽くして取り組んでいます。しかし、それは「点」に過ぎず、より幅広い「面」として社会全体を動かすためには、個々の力を結集する必要があります。その力を集めた団体こそ、清涼飲料水製造企業ならびに関連する業界の賛助会員で構成される一般社団法人全国清涼飲料連合会(略称: 全清飲) です。
全清飲では、水平リサイクル「ボトルtoボトル」をはじめ、ペットボトルのリサイクル促進などの活動に積極的に取り組んでおります。ただし、企業が一致団結しなければ大きな動きは起こせないのと同様に、社会全体で資源循環を推進しなければ、サスティナブルな循環型社会の実現は難しいと考えます。自治体や生活者の皆さまにもぜひ全清飲の活動をご理解いただき、避けては通ることのできない環境問題とともに向き合いながら、地球環境を思いやる取り組みを一緒に進めていくことを願っています。
また、会員の皆さまとも団結し、社会の要請に応え、業界のさらなる成長を目指してまいりたいと思います。引き続きのご指導、ご鞭撻を賜りますよう、よろしくお願いいたします。