一般社団法人全国清涼飲料工業会は5月25日に経団連会館にて2016年度定時総会を開催、任期満了に伴う役員改選を行い小郷三朗サントリー食品インターナショナル(株)代表取締役社長が新会長に、副会長に寉見明アサヒ飲料(株)専務取締役 兼 専務執行役員、堀口英樹キリンビバレッジ(株)代表取締役社長、専務理事に新田久アサヒ飲料(株)執行役員が就任しました（詳細は役員名簿でご確認ください）。
総会終了後の懇親会にて、小郷三朗新会長があいさつ。
来賓を代表して農林水産省 櫻庭英悦食料産業局局長が「4月の熊本・大分地震の際には17日より現地入りしたが、2メートル以上の段差があるなど、すごいエネルギーであったことを実感。全清飲の皆さまには18万人を超える被災者に対して水分を提供していただき、また23日に発生したノロウィルスについて脱水症状などが懸念される中、休みであったものの急遽、対応してもらうなど、感謝しています」とあいさつ。
全国清涼飲料加工業振興会理事長・会長）が行い、天気と元気を祈念して締めくくりました。
小郷三朗会長 懇親会あいさつ
熊本地震において、亡くなられた方々に哀悼の意を捧げますとともに、被害にあわれた皆様に心よりお見舞い申し上げます。今回の震災にあたっては、各社におかれまして支援物資の提供等、迅速かつ積極的な取り組みを行っていただいたことに感謝申し上げます。我々、ライフラインを提供する清涼飲料業界として、皆さまとともに使命を果たせていけたのではないかと考えております。
改めまして本日は、全清飲の定時総会懇親会に、多くの皆さまにご参加をいただき、誠にありがとうございます。皆さま方には平素より全清飲の運営に関しまして、格別のご理解、ご支援を頂戴しており、この場をお借りして、心よりお礼申し上げます。
本日は、農林水産省食料産業局の櫻庭局長様をはじめ経済産業省、環境省、厚生労働省、消費者庁からのご来賓のご出席を賜り、また関係団体、報道関係からも多数の方々にご出席を賜り、重ねて厚く御礼申しあげます。
先ほど定時総会が終了し、2015年度事業報告と2016年度の事業計画が満場一致で承認されましたことをご報告申しあげます。谷村前会長のあとを受け、清涼飲料業界発展のために全力を尽くす所存でございますので、皆さまのご指導、ご支援をよろしくお願い申しあげます。
全清飲は、全国の清涼飲料各社の団体であり、昨年60周年を迎えましたが、業界全体が結束して力を発揮し、行政、他産業、消費者等の評価を得るために活動を続けております。引き続き全清飲として、公益と調和した業界発展を目指し、安心・安全でおいしく、そして環境に配慮した商品を生産するという原点を堅持し、お客様の信頼にお応えするべく、諸課題への迅速な対応を行ってまいります。
清涼飲料水を通じて、お客様の生活をより楽しく、よりワクワク、より満足していただけるように業界全体でイノベーションに取り組み、付加価値のある商品の提供を行い、需要喚起を図っていくことが我々、清涼飲料業界の使命であると考えます。
本日は短い時間ですが、お時間の許す限り、懇親を深めていただければと思います。
最後になりますが、本日お集まりいただきました皆さまのますますのご発展と、一日も早い被災地の復興、夏の猛暑を祈念しまして、ご挨拶とさせていただきます。