第33回日本清涼飲料研究会 プログラム
(内容は変更となる場合がございます)
発表者、講演者、敬称略 |
進行状況により、各プログラムの開始時間が前後する場合がございますのでご了承ください。 |
≪研究発表≫ |
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10:00~10:15 |
CO2を食べる自動販売機の開発、CO2資源循環の取り組み |
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自動販売機で大気中の二酸化炭素(CO2)を回収、回収CO2を資源として循環させる脱炭素、循環型社会構築を目指した取り組み |
アサヒ飲料株式会社
菅沼 剛 |
10:15~10:30 |
リサイクルPETボトルの安全性評価への活用を見据えた包材からの溶出予測ソフトウェアの妥当性検証 |
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リサイクルPETボトルの安全性評価への活用を目指し、ソフトウェアによる代理汚染物質の溶出予測の妥当性を評価した。 |
サントリーホールディングス株式会社
島 壮一郎 |
10:30~10:45 |
甘酒メーカーでの米麹中の芽胞菌の汚染状況とその対策について |
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国内麹甘酒製造業社18社、その23品の麹を調査し、17品でBacillus subtilis spp.やBacillus coagulansを検出した。これらの性状と制御方法などについて述べる。 |
ナノ・マイクロバイオ研究所―中西技術士事務所
中西 弘一 |
10:45~11:00 |
清涼飲料水等の産業分野で活用できるシグナリングアレイ方式を適用した統合型微生物検査システムの構築 |
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1cfu相当の混入レベルにおいても微生物混入とその性状判別を同時に可能とする遺伝子検査システムを構築したので紹介したい。 |
横河電機株式会社
田口 朋之 |
11:00~11:15 |
ディープラーニング画像処理技術を用いた簡便・迅速な芽胞判定技術の構築 |
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ディープラーニング画像処理技術を用いて簡便迅速で高精度に芽胞有無の判定が可能な技術の構築について報告する。 |
アサヒ飲料株式会社
安山 成基 |
11:15~11:30 |
オレンジ果汁代替素材としての乳化香料の活用 |
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演者らはオレンジ果汁飲料や乳化香料の風味の発現を可視化することで、果汁代替素材としての乳化香料の優位性を見出した。 |
長谷川香料株式会社
田中 大河 |
11:30~11:45 |
国産レモンの香気分析とレモン香料開発への応用 |
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国産レモンにて解明した熟度ごとの香調と微量香気成分により、多彩な果実感を表現できる新しいレモン香料を開発した。 |
小川香料株式会社
下川 知恵 |
11:45~12:00 |
TRPA1/TRPV1活性に着目した炭酸感増強技術の開発 |
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TRPA1/V1の両方の活性に基づいた炭酸感増強成分の探索手法を考案し、炭酸感を増強/付与する香料群を新たに発見するに至った。 |
高砂香料工業株式会社
柏木 貴裕 |
12:00~13:00 |
昼食休憩 |
13:00~13:15 |
総会 |
≪シンポジウム≫ |
13:20~13:50 |
果実飲料の変遷 |
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果実飲料の制度、生産・消費、原料果汁(最近のオレンジ果汁の不足・高騰等)及び研究内容の変遷などを紹介。 |
一般社団法人日本果汁協会 専務理事
川村 和彦 |
≪研究発表≫ |
13:50~14:05 |
水蒸気蒸留コーヒーアロマを用いたミルクコーヒー飲料の開発―凝縮温度がアロマ及びアロマ配合ミルクコーヒーの品質に及ぼす影響― |
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水蒸気蒸留によるコーヒーアロマ(凝縮液)をコーヒー飲料の製造へ応用するために、コーヒー粉末の水蒸気蒸留の凝縮温度が、アロマの揮発性成分、及びそのアロマを配合したミルクコーヒーの風味に及ぼす影響を調べた。 |
森永乳業株式会社
畠山 慎一郎 |
14:05~14:20 |
緑茶飲料の光劣化機構の解明 |
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PET緑茶飲料における光劣化機構を解明した。また、緑茶飲料の光劣化臭の発生を抑制できる技術を開発した。 |
キリンビバレッジ株式会社
宮本 花野 |
14:20~14:35 |
非加熱滅菌を用いた無菌充填システム“GREEN ASEPTIC®”の実用化 |
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当社PETボトル無菌充填システムのCO2排出量は、液処理から約半分生じる。製品液、無菌水を約140℃で滅菌するためである。一方、無菌医薬品の製造で使用されている孔径0.2μmの除菌フィルターは常温でろ過滅菌できるが、濾過性細菌の通過を認める。 |
株式会社アセプティック・システム
早川 睦 |
≪特別講演1≫ |
14:40~15:25 |
未来フルサステナブルPETパッケージに向けた取組(メカニカルリサイクルの高効率化と低環境負荷化及びPET樹脂原料バイオ化) |
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ペットボトルの原料であるPET樹脂のサステナブル性を強化するための、リサイクルの現場での取り組み及び今後の遠東グループと業界全体の連携構想を御紹介します。 |
遠東石塚グリーンペット株式会社
松本 映子 |
≪特別講演2≫ |
15:25~16:10 |
包装の今後の展望(パッケージデザインの傾向及び最新の包装技術紹介) |
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循環型パッケージ及び循環型ポリマーの事例、デザイントレンド、人手不足対応、飲料容器の技術、今後の予測を説明する。 |
住本技術士事務所
住本 充弘 |
16:10~16:25 |
表彰授与 写真撮影 |
17:00~19:00 |
懇親会 |