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自販機

自販機総消費電力量削減2014年進捗|総消費電力量 52.5%の削減(2005年比)を達成


 清涼飲料自販機協議会(中央区日本橋、会長:北島伸一郎)は、清涼飲料自動販売機の総消費電力量削減を2014年も業界をあげて推進し、2005年比で52.5%削減を実現しました。

総消費電力量削減の進捗状況


"省エネ型最新機種"の普及、並びに"屋内自動販売機照明の24時間消灯"が奏功

 要因別内訳としては、省エネ型自動販売機の積極的な導入、特に最新省エネ機であるヒートポンプ自販機の継続投入が48.7%削減と大きく寄与しており、また屋内設置自販機照明の24時間消灯推進で3.8%削減されています。併せて52.5%の総消費電力量の削減を実現いたしました。
 ヒートポンプ式自動販売機は、冷却で発生した熱を外に放出せず、ホット商品を温めるのに効率良く熱を再利用する仕組みで、全国で稼働している約250万台の自動販売機の約6割を占めております。新台はほぼ全台搭載されておりますので、その割合は年々高まっています。
 また、屋内自動販売機照明の24時間消灯は、2009年より積極的に推進しており、昨年末時点で屋内自動販売機約120万台の内、約9割が実施されています。
 上記以外でも「ピークカット機能(※1)」や「ゾーンクーリング/ヒーティングシステム(※2)」、「真空断熱材の使用(※3)」、「ヒートポンプの技術進化」、更には近年、「LED照明やソーラ発電を搭載した自販機」が急拡大するなど自動販売機の省エネ機能は常に進化を遂げてきています。

消費電力削減に向けたたゆまぬ努力の継続

 これまで自販機4団体それぞれが、不断の努力と積極的な取組みによって計画達成に向け邁進し、設定目標を上回るスピードで成果を出してきましたが、今後も可能な限り消費エネルギーの削減に向け努力していきます。


※1: 夏場7~9月は午前中に商品を冷やし、午後1~4時の電力需要が高まる時間帯に冷却をストップする機能。
※2: 庫内全部ではなく、もうすぐ売れていく商品だけを冷やしたり温めたりして電力消費量を減らすシステム。
※3: グラスウールなどを真空パックし金属フィルムなどで覆ったもの。ためた熱や冷気を逃さずエネルギー効率を高めています。




消費電力削減への道のり


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