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環境配慮設計指針

一般社団法人 全国清涼飲料工業会
(現:一般社団法人 全国清涼飲料連合会)
2016年4月21日

環境に配慮した容器包装設計に係る考え方

1.目的

 清涼飲料業界としての「環境に配慮した容器包装設計に係る考え方」を示し、業界として容器包装の3Rを促進するとともに加盟企業の容器包装の環境に配慮した容器包装の開発・設計・採用に資することにより、清涼飲料の容器包装の環境負荷低減と資源の有効活用を図る。

2.容器包装の開発・設計・採用時における基本的考え方

 内容物の品質保持、科学的・物理的な安全性・衛生性、容器包装自体の安全性、製品情報の適正表示等の基本的機能を確保した上で、お客様の使いやすさ、環境適性、輸送効率ならびに経済性を総合的に勘案し、さらにお客様の購入・飲用形態、販売形態および内容物の特性に適応したものを選択する。

3.容器包装の開発・設計・採用に当たっての環境配慮の考え方

  • 調達からリサイクルまでのライフサイクル全体での環境負荷低減を図り、自然環境への影響を最小限に抑えるよう努める。
  • 低炭素社会実現の観点から、容器包装製造および商品輸送工程でのエネルギー使用量および温室効果ガス発生量の少ない素材を選定するよう努める。
  • 使い終わった容器包装の処理時の環境汚染防止に配慮した素材を選定するよう努める。
  • 軽量化・減容化による原材料の使用量の低減に努める。
  • 簡易包装への切り替え、個別包装・外装の省略を推進し、包装の適正化に努める。
  • リターナブル容器については、再使用・再充填の回数の増加に努める。
  • 資源有効利用、資源循環の観点から、リサイクルや処理が容易で、環境負荷の少ない素材を使用するよう努める。
  • 再生素材および再生品使用比率の高い素材を使用するよう努める。
  • 分別排出・分別収集・選別が容易な仕様・デザインに努める。
  • バイオ樹脂など再生可能な原料による素材の採用により、石油等の枯渇資源の使用抑制と環境負荷低減に努める。

なお、容器包装の環境配慮に関する国際規格(ISO18600シリーズ)をJIS化した日本工業規格(JIS Z0130シリーズ)が発行されているが、加盟企業ごとの社内システム整備状況等が異なることから、その採用については個社の判断に委ねることとする。

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