全清飲は会員社、協力会社からのデータを集計して「清涼飲料水関係統計資料」として公表しています。清涼飲料業界を生産量と生産者販売金額ベースで集計しており、その数字は業界動向分析など、各方面で活用されています。
一般社団法人 全国清涼飲料連合会(略称:全清飲)は、共益と公益を優先した業界団体として、清涼飲料水製造・販売・関連事業者の法令遵守の徹底、会員と行政との間の円滑な連携の推進、会員のCSR 活動の推進支援、清涼飲料水の健全な消費の促進、お客さまの清涼飲料水に関する知識の啓発・普及等の活動を行っています。
社会情勢が揺れ動き、日々刻々と変わる今清涼飲料業界のさらなる発展のために全清飲ができることとはなにか―。
2018年より2年間会長を務めた堀口英樹前会長と2020年度より会長に就任した米女太一新会長が全清飲の果たすべき役割や課題について語り合いました。
清涼飲料業界は、PETボトルのリサイクルを促進するため1992年に「自主設計ガイドライン」を設定、着色PET ボトルを廃止するなど、さまざまな活動を展開。また93年からPET識別表示マークを表示して消費者へPETボトルであることの啓発にも取り組んできました。
全清飲の2019年度の主な活動について1年間の時系列に沿ってまとめました。
プラスチック資源循環の活動強化、業界団体としてのイベント共催など多くの取り組みを行いました。
2019年度の全清飲の活動内容をまとめました。
【海洋ごみ】
清涼飲料業界 クリーンアクション2019
~みんなで海ごみゼロを目指して~
【物流】
ダメージ品の事前合意で食品ロス・物流改善へ
【経団連】
経団連へ加盟 幅広い産業界に発信
【識別表示】
識別マーク自主ガイドライン 15㎜から6㎜以上に縮小
【啓発活動】
プラスチック資源循環宣言 法人・学生啓発に着手
【国際】
ICBAとの連携によるグローバルネットワークの構築
【技術】
安全・安心な商品提供へ HACCP説明会・一般的衛生管理講習会
【自販機】
省エネや社会貢献などマンガ仕立てでアピールする「虎の巻」発刊
【中小支援】
地サイダー・地ラムネ、シャンメリーなどPRで認知向上
【業界団体連携】
PETボトルリサイクル推進協議会、清涼飲料自販機協議会など
愛され続ける清涼飲料であるために、社会的責任と協調を図りつつ、制約のかからない企業活動が可能となる業界環境の構築へ。
清涼飲料業界の考え・スタンスを積極的に発信する全清飲へと進化を続けます。